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Vocal,Band,.. 01
 
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関連作品
Air
Air
たまたま聴いたコンピに一曲だけ収録されていたのが気に入って、オリジナルアルバムを入手しました。Embryoという、ハービー・マンが1970年に立ち上げたアトランティック系の傍系レーベルがありますが、ここから一枚だけアルバムを発表したエアーの作品。グーギー&トム・コッポラが中心メンバーで、全曲で聴ける紅一点、グーギーのヴォーカルが最高。存在感のあるよく自己主張する声とでもいいましょうか・・。実にいいヴォーカルです。以前見かけた彼らの紹介記事ではフュージョン・ファンクバンドなどと言われてましたが、ジャズロックっぽいとこもちょっとありますね。ゲストでランディ&マイケル・ブレッカーの名が見受けられます。しっとりしたナンバーからグルーヴィーなナンバーまで、オルガンやピアノを主体にしたサウンド構成もツボでした。

Marlena Shaw
The Spice Of Life


The Spice Of Life
このアルバムはマリーナ・ショウがCADETに残した1969年の作品。後の洗練された雰囲気のあるブルーノート時代の作品とはまったく違う、非常にアーシーかつ黒いグルーヴが渦巻く刺激的な逸品だと思います。淡々としたアレンジながら非常にアーシーな感覚が溢れる「Woman Of The Getto」なんか最高にかっこいいいですね。オーケストレーションを絡めた曲もありますが、やっぱりオルガンやエコーの効いたギター、それにうねるようなベースラインをもつナンバーが聴きどころでしょう。どういうメンバーが参加してるんでしょうかね・・。チャールズ・ステップニーのアレンジはここでは比較的大人しめです。

Pucho And His Latin Soul Brothers
Yaina


Yaina
演奏のテンションといい阿鼻叫喚度といい、これはプーチョの作品の中でも傑作と言っていいのではないでしょうか。とにかく唖然としてしまうような混沌とともに、強烈にかっこいいジャズファンクの疾走感が同居する・・さらにむちゃくちゃクールな雰囲気が全体を覆う素晴らしき作品です。この前の「Jungle Fire!」もファンクという点では強烈なのだが、この「Yina」の存在感はそれ以上でしょう。特に印象的なのはHarold Jazzbo Alexanderの歌うフルート。この歌うフルートというのが肝です。そしてヴァイブにピアノ・・コーラスもいい感じです。曲としてはケニー・バレルの名ブルース「Chitterlings con Carne」・・このプーチョのカバーを聴いたバレルは間違いなくぶっとんだはず。そして一曲目にCDでのボーナストラックとして収録されているローリング・ストーンズの「無情の世界」のカバーも逸品。ほかの曲もみんな良い・・すばらしい・・凄い・・。

War
The World Is A Ghetto


The World Is a Ghetto
ラテン、ジャズ、レゲエ・・さまざまなサウンドを取り入れた彼らのファンクサウンドはまさにワン・アンド・オンリー、他に比べるべくもない実にユニークなもの。そしてそのユニークなサウンドとともに素晴らしいのは、そのたぐい稀なるポップセンス。いろいろな要素を織り交ぜながらも、そのサウンドは奇をてらったものに終わらず、実に多くの人々に受けいれらる大衆性も持ち合わせていた。この「世界はゲットーだ!」は大ヒット「シスコ・キッド」を含む、1973年の彼らの代表作。私はアルバムの3曲目のインストナンバー「City,Country,City」がメチャ好きです。

Oneness Of Juju
African Rhythms


African Rhythms
タイトル曲はサンプリングネタとして有名なようですが、聴いてみればうなずけるカッコよさ・・・プリミティヴな感触が濃厚なファンクリズムに、女性ヴォーカルを中心にしたコーラスが絡む展開が素晴らしい。他の曲もヴァイブラフォンや各種パーカッションによるネイティブなリズムをベースに、テナーなどホーン系のリードが載るアフリカン・ジャズ・ファンクなサウンド。前身の「JUJU」のSTRATA-EASTでの2作も聴きましたが、こちらはさらにスピリチュアルな匂いが濃縮された強烈なサウンド。STRATA時代の作品がモノクロームな単色の力強さを持つ作品とすれば、この「African Rhythm」は新たな色彩を持った表現豊かな作風。そうはいってもスピリチュアルな感触は依然として存在しており、その絶妙なバランスが作品に際立った存在感を与えているように思える。

Oneness Of Juju
Space Jungle Luv


Space Jungle Luv
「African Rythmes」に続く1976年の作品。あきらかに前作より洗練された雰囲気に仕上がってます。ソフィスティケイティッドされたジャズファンクに、ソウフルな女性ヴォーカルが絡むサウンドは最高に心地よいです。曲によってはスペイシーなインストやヘッドハンターズっぽいファンクチューンもあったりと、意外にバラエティに富んだ内容になってます。ほかボーナス曲もそれぞれ味わいがあってこれも捨て曲いっさいなし。こんなにいい曲があるなら、いっそ2枚組みでもいいと思っちゃいますね。

el chicano
Chicano Chant


Chicano Chant
ラテンロックという範疇で紹介されることが多いようですが、このコンピレーションを聴いていると、とてもそれだけでは語りきれないバンドですね。歌ものもあればゆる〜いグルーヴが気持ちよすぎるインストもあり。ハモンドがんがんのファンクナンバーもあり・・はたまたヴォーカル入りの曲では結構ポップなものもあり。こう書くとバラバラな印象がありますが、演奏に関しては非常に洗練されたものを感じますね。「Viva Tirado」は現在の彼らのオフィシャルページのオープニングでも使われているオルガン・グルーヴナンバー・・・静かなうねりが最高に気持ちいい。

Music Inc.
Music Inc.
パワフルでごっつう男気を感じる骨太なサウンドですね。フルバンドのサポートもあり、分厚い「音壁」という感触です。全曲のスコアを提供し、バンドの中心となっているのは、STRATA-EASTレーベルの創設者でもあるチャールズ・トリヴァーとスタンリー・カウエルの2人。このアルバムはそのSTRATA-EASTの記念すべき第一作でもあります。自らの音を追い求めるアーティストたちの息遣いが目前に感じられる、非常に熱い作品だと思います。

Gil Scott-Heron
Free Will


フリー・ウィル
音楽と言葉・・普段あまり気にすることもないんですが、このギル・スコット・ヘロンの作品を聴いていると、その関係がとても興味深く思えてくる。ポエトリー・リーディングについては正直感じるところはないのだが、音楽に乗った彼の言葉にはとても力強い存在感がある。その音楽だが、ここではとてもメロウでグルーヴィー。プリティ・パーディー(Dr)にジェリー・ジェモット(Bass)という強力なリズム隊がつくるグルーヴはとても心地よいです。こういうサウンドに力強く自己主張するヘロンのヴォーカルが絡むと、何ともいえぬ味わいが出てきます。

Gil Scott-Heron
Winter In America


Winter in America
これはリイシューCDですが、ここで初めてタイトルトラックがボーナストラックとして収録されております。もっとも曲としてはグルーヴィーなジャズファンク「The Bottle」の方が圧倒的に知られているでしょう。ライナーのフォトコラージュが物語る「冬のアメリカ」は日本人の私にはいまひとつ感じるところは薄いですが、ヘロンがアルバムカバーまで含めたこの作品全体にこめたものは非常に大きかったんでしょう。ピアノやエレピをバックに語り、歌うヘロン自身の存在感もまた凄いものがありますね。

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